南魚沼
2015.5.4
『師匠と試走』−福田六花氏と第6回南魚沼グルメマラソン試走−
ゴールデンウィークの出来事
5月3日のイベントの御礼は笠原の方からさせていただきましたが、今日は僕、代表の小川がお送りします。(長文覚悟!)
4月末、メッセージが届きました。
「5月4日の夕方に南魚沼に入るんで、少し呑みながらグルメマラソンの打ち合わせしませんか?そして翌日計測しながらコースを試走しませんか?RUNBAKAでどなたか一緒に。」
と。
その相手とは… そう。あの福田六花氏から
シンガー&ランニング・ドクターであり、我らの地元・南魚沼グルメマラソンのプロデューサー。
僕がランニングにハマったきっかけを作ってくれたお方。
出会いは・・・まぁ後日ブログにでも書こうかな。
いわば師匠ですよね。そんな方からのお誘い断るわけいかないじゃないですか!!!!
二つ返事で
「お願いします」
と。
前日の打ち合わせは笠原智彦と行きました。
と言うのもかねてから計画してた
RUNBAKA-Tシャツを結婚&出産祝いとして福田六花・恵里佳夫妻にプレゼント。大変喜んでいただきました。
試走当日は残念ながら僕一人。不安。
ってゆーのも代表のくせにハーフマラソン2時間切った事ないんです。
年に1回のガチのハーフマラソンではいつも痙攣してウォーキング。そのガチレースが『南魚沼グルメマラソン』なわけで。
そんな話を前日、六花さんに話したら真顔で
「じゃあキロ5分でいこう!自己ベスト目指そう!」
「は、はい!」
思わず返事はしたけど。
キ、キロ5分????
あれ?聞いてなかったのかな?
1時間45分の計算ですけど。。。
もうそこからビールを飲む手が止まりました。
そして翌朝。8時に会場である「八色の森公園」集合 -南魚沼グルメマラソン試走-
な、なんと部屋着にでもと思ったRUNBAKA-Tシャツを着てるではありませんか!なんという漢気。
そんな感動もそこそこにスタート。キロ5分20秒。
うっぷ。。。
1キロ毎にペースを緩めて計測、杭を確認しながらひたすら走る走る。
前半はグルメマラソンへの想い、レースまでの食事方法、トライアスロン経験談、各地のおすすめレースなど聞きながら。(その間も何度か嗚咽してましたけどね。)
でも苦しくてもわかるかなぁ?この特別感。
だって二人っきりっすよ?あっいや、その、そっちじゃないっすよ。
あの福田六花と、師匠と仰ぐ方と二人でおしゃべりしながらのラン。
たまらんよね。贅沢だよね。こんな瞬間がくるとは。
でも、でもそれは15キロまでの話
グルメマラソン経験者の方ならお分かりのあの激坂。
(さくら生コンって会社の近くなんでRUNBAKA内では通称「さくら坂」)
それでも六花さんは「ほら、ここ!この坂を楽しもう!」なんて言いながらグングン飛ばす。
20、30mと離される。それでも六花さんUターンしてまた
「ほら、あともうちょっと!ほら、ほら」
激を飛ばす。
嗚咽を通り過ぎて臨死体験。
そこからは疲れた時の対処法とか大事なお話されてましたがほぼ
「は、はふぃ…」
としか応えられなくて。
途中、車で先回りしてた川島さんも合流して
そこでまた天の声(たぶん六花さん)が
「さぁ公園入ったらダッシュね!」
なんとか最後の力を振り絞ってフィニッシュ
キロ5分とはいかなかったけど1時間54分59秒。
試走で自己ベストw
今まで自分に甘かったんですね。タイム出るのに出さない自分への甘さ。やっぱレベル高い人との一緒のランは自分のレベルも引き上げてくれる。
さすが師匠。やっぱこの人は憧れだわ。こんな人になりたい。
最も倖せな時間でした。
このあとお偉いさん方との「浦佐やな場」で会食。
抜け殻のようになってました。
さて、次回は関口力雄の投稿です。よろしく!